日経平均反発。ワクチン接種増加による景気期待で上がる、金利上昇無視の意味不明っぷり。

2021年6月2日今日の運用成績

日経平均が反発していますが、ワクチン期待で上がるのはお門違いもいいところ。金利上昇や緩和終了の合図ですから。

そうなると本来なら株価は下がるはずなんですが、どうも下げたら大きく買ってくる勢力があるようですね。

今日の値動きがそのいい証拠で、一旦は下げた大型が変に買い戻されてましたからね。

今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況

日経平均は反発。

前日比+131.80円の28,946.14円で取引終了です。

冒頭の通りで、ワクチン接種増による景気回復期待上げってのは本来おかしいんですよ。景気が回復してくれば、金融引き締めを誘発するので株価にはマイナスです。

ということは、それを理由にして上がってきたほうが都合がいい大口がいるわけです。買い仕掛けで上げて、何も知らないトレーダーが集まってきたところを決済して売り逃げることで利益をかっさらう。こんなところでしょう。

寄り付き後に下げていた日経平均が急に盛り返して上がってきたのは、それを狙った大口の取引と見ています。

どのみち今週のアメリカの雇用統計の結果次第で、当面の株価の方向性が決まりそうなのでまだ様子見かな。

マザーズ総合は続落。

前日比-5.94円の1,135.80円。

マザーズが今日は異様に弱かったな。全体的に買い控えという雰囲気でした。

もっとも、今日上場したIPO株がずいぶん下落したみたいですからね。久々の上場とあってもう少し買いが入って盛り上がるかと思いきや、盛り下がってしまった。

こういう相場で上がってこないということは、企業価値よりも全体的なトレンドが原因です。先々を見越しているのか？

本日の運用成績はこちらです。

楽天225ダブルベア買い増し

ベアポジを買い増ししました。

アメリカの雇用統計がかなり良さそうと見ているので、テーパリングや金利上昇懸念再燃からの売りが出ると見ているからです。

FRBは今年中の金融引き締めはないと発言していますが、急激な景気回復とインフレを業務の性質上無視はできないでしょう。となると、金融緩和終了方面の何らかの言質を以って相場が上下する可能性が高いわけです。

今週はISMもあれば非農業部門雇用者数の指標発表も控えていますし、どうもアメリカの景気回復が予想よりも急ピッチみたいなので、景気回復からの金利上昇株価の下落、あり得るんじゃないかな？

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