日経平均微増。上値の重さと米国の冬季北京オリンピックのボイコットが現実味へ。

2021年4月7日今日の運用成績

今日の日経平均は微増ですね。

あまり上値を追っていかなくなったのは、日本国内の新型コロナウイルスのワクチンが遅れているからとの報道もあります。

が、そうこうしているうちに米中の新たなリスク『冬季北京オリンピックのボイコット』の話題が出てきてしまった。

今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況

日経平均は微増。

前日比+34.16円の29,730.79円で取引終了です。

全体的にパッとしない値動きですね。アメリカはワクチンの普及による景気回復期待で上がっているとされていますが、日本はその接種が遅れていることからまだその期待感が無く上がってこないとの分析があります。

しかし僕はもっと違う理由があると見ています。これまでのブログに書いてきた、冬季北京オリンピックのボイコットについての話題です。

これまでは『まさかそんなことは』という状態でしたが、今日になってアメリカ側から冬季北京オリンピックのボイコットの話題が本格的に報じられてきましたので、現実味を帯びているわけです。

既に景気回復期待が既定路線となっていますので、今さらそっちの期待感でドカドカ上がることは薄いでしょう。分かり切っていることですから。でもこの冬季北京オリンピックのボイコットの話題は、確率が上がったという意味ではネガティブサプライズです。

これから来年にかけて要所要所でこの話題が出てリスクオフになるでしょうから、要警戒ですね。

マザーズ総合は小幅反発。

前日比+2.35円の1,228.01円。

新興市場も上がったようですが、それほど目立った値動きは無かったかな。

日経平均の上値が重くなってもこっちが上がってこないあたり、警戒ムードが漂っているのでしょう。

春のバイオ祭りもなんだかあまり盛り上がっていないので、マザーズのバイオ銘柄は慎重に選んだほうがいいな。

本日の運用成績はこちらです。

冬季北京オリンピックのボイコットが現実味

僕が散々ブログに書いてきたこの冬季北京オリンピックのボイコットのリスク。

あまり話題に上げている人はいませんでしたが、ここに来て表面化したことで株式市場が織り込んでくる可能性がありますね。ただし、例えば代替案としてまた日本で開催するような話になると、日経平均がドカッと上がってくるかもしれません。

少なくともこのボイコットの話題で新たなリスクが顕在化したわけですから、続報を待ちたいですね。

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