日経平均小幅続落。日銀の黒田総裁発言で後場持ち直すも下落傾向は止まらずか。
今日も日経平均は下げましたね。
といっても下げ幅だけで見たら一時500円幅の売りだったのですが、日銀の黒田総裁による長期金利の変動幅についてけん制する様な発言を受けて反発してしまった。
ただ金利の上昇は、多少懸念を表明したところでは流れが止まらないでしょう。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は続落。
前日比-65.79円の28,864.32円で取引終了です。
28,000円を割り込んでくれるとベアポジがプラ転するんですが、なかなかしぶといですな。日銀の黒田総裁が金利の上昇についての発言が無ければ、もっとドカッと下げてたはずだったんだが。
ただ日を追うごとにアメリカの景気は回復向かうでしょうし、そうなると向こうの金利も上昇懸念が出て株価がドンドン売られるはず。
そうなると日経平均も連れ安になるはず。なにより本日深夜2時のパウエル氏の発言で金利抑制の様相が見受けられなかったことから、その上昇に拍車がかかったみたいですし。株安をさらに招くでしょうね。
マザーズ総合は続落。
前日比-3.91円の1,167.90円。
マザーズもここ最近の下げがあったせいか、少し買い戻すような値動きがありましたね。日経平均の反発もあったのでしょうけど。
ただこの下げトレンドはそう簡単には上昇に転じないはず。マザーズ市場だって先々を織り込んでくるはずで、景気回復からの金利上昇やインフレ懸念など、敏感に反応するでしょう。
IPO株や新興の大型銘柄を中心にもっと売られてきてほしいな。
本日の運用成績はこちらです。
金利の上昇は止まらない
散々金融緩和で株高にしてきてそこにはほとんど懸念の様子を見せてこなかったのに、ちょっと金利が上がってきたくらいでけん制の発言とは、株価をETFで買い支えている世界的にも珍しい国の中央銀行は言うことが違うなとは思いますね。
もちろん金利は本来、少しずつ上がれば何の問題もないんです。けれど今回は急ピッチで上がってきたから対応せざるを得ない、といったところか。
いずれにしても、相場の様子はもう変わってしまった。これまでの上昇一辺倒から金利上昇に伴う株安を懸念するターンですから、ベアポジが含み益になるまで待ちますかね。
末尾コーナー:投資家向け関連記事やサービス!
投資家向けに関連記事やサービスをまとめました。近年はフィンテック関連のサービスや情報が話題ですので、情報収集にお役立てください。なお常識ですが、どのサービスを利用する場合においても、必ずリスク(値動きリスク、事業者リスク、信用リスク、地政学リスク、セキュリティリスク)を確認・承知し、自己責任の原則に基づいてご利用ください。
株式
海外ではロビンフットが話題ですが、日本では取引手数料無料の証券サービス「STREAM」があります。コミュニティ機能も備えて他の投資家とやり取りできるため、初心者でも投資仲間から情報が得られることも! メイン口座では楽天証券を用いています。ポイントを使った積立投資など、ポイントに絡んだサービスが充実!FX
FXには下記の口座を利用しています。使い勝手や手法はもちろん、スプレッドによって合う合わないがありますから、自分の使いやすい口座を開設して利用すると良いでしょう。- ドル円(USD/JPY):0.3銭
- ユーロ円(EUR/JPY):0.5銭
- ポンド円(GBP/JPY):1.0銭
- 豪ドル円(AUD/JPY):0.7銭
ちなみに僕は、FXでは主に平均足を使う派です。ローソク足よりトレンドが掴みやすく、移動平均線と組み合わせてトレードしています。平均足についてはこちら→FXの平均足の基本・手法・見方・儲け方・考え方・戦略などまとめ
FXの実況ライブ配信Vlog
YouTubeにてFXの実況ライブ配信Vlogを平日21時40分頃から1時間ほど行っています(20時30分~1時間はゲーム実況ライブ配信をしています)。特別定額給付金の10万円をどこまで増やせるか、ドキュメンタリーをお楽しみください。→ juntyanman - YouTube
~注目:M&Aマッチングサービス~
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ