投資(相場)の世界で逆神と呼ばれる人たちの共通点

2020年6月13日その他いろいろ,株

みなさんどうも大暴落！狙っている銘柄がなかなか下がらない@xi10jun1です。

投資の世界には逆神と呼ばれる人たちがいまして、最近では彼らの発言を参考に取引するトレーダーがいるくらいです。

彼らには共通点がありますので、それをまとめておきますね。

もくじ(見出しからすぐ移動できます)

1. 逆神について
2. まとめ：相場の世界で何らかの数字や相場観を自信満々で喋る人の9割は逆神
3. 末尾コーナー：投資家向け関連記事やサービス！

逆神について

逆神とは、

『先物21,000円でS！ここからは上値が重いと見た！』→先物22,000円

『この会社は強い。まだ上がる！買い増しや！』→ストップ安

のように、発言した相場観や勢いよく取ったポジションが逆に動きやすい人達の総称になります。だから彼らを参考、というより『逆指標として活用することで投資で利益を上げよう』とかいう性格の悪いトレーダーがたくさんいるんですねぇ。怖い怖い。

逆神という言葉自体はネット上のスラングではありますが、最近は一般化しつつあるのか、専門家に対してもそんな呼称を使うトレーダーがちらほら(誹謗中傷になりかねないので、冗談の範疇に留め、相手に向かって本気で使うのは控えましょう)。

で、そんな彼ら逆神たちの特徴を下記にまとめてみました。

断定癖がある

逆神と呼ばれる人たちは、相場の動きを断定するような発言をする傾向にあります。

『日経平均は年末までに3万円！』

『ドル円もっと下げる！100円割る！』

とか。

そもそも投資で断定なんて、一番やっちゃダメなやつでしょ。そんな当たり前のことも忘れて本気になってそんなことを言うなら、初心に帰るか土に還るかどっちか好きなほうを選ぶしかありません。

いつも過大な希望的観測

そんな断定癖の根源にあるのが、この『いつも過大な希望的観測』です。

『金融緩和で株価がもっと上がる(上がって欲しい)！』

『米中摩擦で株安が止まらない(下がって欲しい)！』

みたいな。

株価の構成要因は複雑怪奇。社会情勢で売られたり、勘違いで買われたり、北朝鮮がミサイルを打つと上がったり、『アメリカさえ上がれば良し』と国内景気ガン無視して上がったり、仕手株やイナゴ的な上下があったり。

『ワイ一人が投票しても変わらない。』とか言って選挙に行かない人と同じですよ。おたく一人の力で動くわけがないでしょって。自分の都合で価格が上下したら苦労はありません。

相場観が間違っても反省しない

そうやって相場観をひけらかすけれど、間違っていても反省がないのが逆神。

『うーん、相場観が間違っていた。こんなリスクがあった(or上昇要因があった)とは。勉強不足だった。』なんて、露程も思いません。

株価が上がると予想した直後に下げたら、今度は下げの話をするだけ。

猿だって反省できるのに。

ポジショントークがやめられない

有利な立場でいることの優越感を、言葉に出さずにいられないがためのポジショントークが炸裂しやすいのも逆神の特徴です。特に儲かっているときのドヤが凄い。

そりゃあ、9連敗したあとの1勝を喜びたい気持ちは分かりますし、どこか『やっと苦労が報われた！』的な感覚で脳みそが満たされるあの気分は最高です。

でもまわりが見えなくなる副作用がありますから気をつけましょうね。

まとめ：相場の世界で何らかの数字や相場観を自信満々で喋る人の9割は逆神

だと思っておけば、大体間違いはないかと。

あとはやっぱり、相場で自信は禁物ですね。

自信は慢心を招き、慢心は失敗を招きます。そのうち自分が逆神なんて呼ばれかねませんから、気をつけねば。

末尾コーナー：投資家向け関連記事やサービス！

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