日経平均続伸。パウエル議長の議会証言前ながら期待先行の変な上昇が続く。
日経平均がやたら強いですが、パウエル議長の議会証言前にこの動きとは早計としか。
仮に利上げについてポジティブな発言が出たとしても、こうした期待先行の値動きばかりが続くようでは健全とは言えません。
おそらく何らかの形で歪みが正されるでしょうね。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は続伸。
前日比+71.38円の28,309.16円で取引終了です。
急に28,000円の上値を突破してきた感がありますが、個人的には『我慢できずに買い込んだ』って印象です。
パウエル議長の発言やFOMCを前に、勝手に期待でこうして上がっている。何度も同じ間違いを繰り返して、さらに間違いを繰り返す。買いで儲けたいの一点張りしかないからこうなるんですよ。
それが市場というモノなのかもしれませんが、だからこそこんな愚かな相場に連れ立って動く必要はないですね。そうやって変な下げ喰らってきたでしょうに。
マザーズ総合は続伸。
前日比+7.30円の773.24円で取引終了です。
新興市場も好調ムードとなっていますが、こちらも金利の動向しか見てないのでどっかでしっぺ返し食らうはず。
ただ仮にそうなる場合はアメリカの利上げの維持や長期化が示唆された場合。どのみちウクライナ情勢も好転しない状況ではインフレは収まらないでしょうし、仮にピークアウトの兆候があっても米中の実態経済次第でしょう。
それだけ金利の影響は凄まじいわけですし、市場は見誤ってる可能性が高い。
本日の運用成績はこちらです。
金利の動向一点張り
とりわけアメリカの金利の動向でばかり市場が動いているのが良くない。
ウクライナ情勢しかり中国経済しかり、あるいは今後想定されるアメリカのリセッション入りへの解像度が極端に低すぎる。
現在の市場は楽観ムードが過ぎるので、要警戒ですわ。
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