ウクライナ情勢でセリクラが来たときに注意したい株価の値動き
みなさんどうもウクライナ。海外の珍味に興味がある@xi10jun1です。
ウクライナ情勢がきな臭い様子ですが、万が一有事となった場合に大きく株価が下落するかもしれません。
2020年3月のコロナショックレベルの下げになるのかどうか・・・。
ウクライナ情勢でセリクラになっても金融緩和のカードは使いにくい
まずここまでの現状を少し整理します。
2020年3月のコロナショックのときは2番底を予期していたんですが、世界各国がリーマンショックを教訓に早期に金融緩和を行ったことで一気に株価が上昇しました。
で、その金融緩和が現在も続いている状態ですが、今度はインフレがきつくなってしまいました。物価が上がり過ぎて、国民生活に支障が出始めているのです。
そこでアメリカは利上げつまり金融引き締めをする予定となっていて、さぁどうなるか?という状態です。
話を元に戻しますと、その状態で今ウクライナ情勢がひっ迫しているわけですが、これで仮に有事となってセリクラが来たらどうなるか?
一般的な相場のアノマリーとしては『(遠く=自国じゃない国の)戦争は買い』とされます。歴史的に見ても、特需が生まれて自国産業が潤う様子が伺えます。
しかし見出しの通り、金融緩和のカードは使いにくいわけです。
インフレが過熱している状態を元に戻す流れになっているので、有事で経済がヤバイから金融緩和継続します、は難しいでしょう。日本はともかく、アメリカはインフレが進んでいるので利上げを行わないといけません。
有事→セリクラ→株高の図式は、特に何も起きていない状態でこそ成り立ちます。しかし現在はコロナ禍でインフレが進んでいる状態、しかも歴史的も規模の大きい金融緩和を今度は引き締める流れの中にあって、アメリカとロシアという大国が直接関わる有事の危機。
教科書通りの展開になりますかね?
まとめ:もっとヤバいショックの引き金になりはしないか
コロナショックで2番底期待で待っていたら株高になってしまったように、今回のケースは逆になるんじゃないかと危惧しています。
つまり『株高の状態でセリクラを待っていたら、もっとヤバいショックが起きてさらに株安に』です。
ウクライナ情勢が有事になったあと、『戦争は買い!悪材料出尽くし!』とばかりに買い込んだら『中国で金融危機!』『どさくさ紛れの台湾侵攻』とかね。
どんな有事も起こってほしくはありませんが、起こってしまった場合の備えをしておきたい。
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