日経平均小幅高。国債買い入れ減額で引き締めに動く。
日経平均が小幅高ですが、日銀からは国債買い入れ額の減額という引き締めのアナウンスが出ましたね。
具体的な計画は次回7月に公表される見通しですが、日本の金融引き締めも着々といったところですか。
市場はこれをどう判断するのか。
今日の日経平均と東証グロース市場250指数の市況
日経平均は小幅高。
前日比+94.09円の38,814.56円で取引終了です。
引き締めに向けて少しづつ準備を整えている、といった感じの日銀の金融政策決定会合でしたね。
市場はイベント通過の安心感からかまだ高値ですが、今後の総裁発言や日銀のアナウンスでさらに上下がありそうだ。
とりあえず7月の日銀の金融政策決定会合で減額計画が発表される見通しなので、それを待つ展開ですな。
東証グロース市場250指数は小幅高。
前日比+4.02円の638.73円で取引終了です。
新興市場もイベント通過の安心感から上げで終えられている状況ですが、今後のアナウンス次第では下げもあり得ますね。
値ごろ感からの買いも散見されますが、時期尚早な気がします。
ドカッと下掘りするような何かがないと。
本日の運用成績はこちらです。
日銀の想定外のアナウンス
実は日銀が次回会合で何らかの計画を発表する、といったアナウンスを行うのは珍しいことのようです。
通常であれば、例えば現状維持にするにしてもその旨をはっきりと示します。YCCの件にしても、噂されていたとはいえ会合での発表をもって、という感じでした。
それだけ引き締めに向けて慎重姿勢であるということでしょう。
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