ネット広告がいつまでも不快である理由
みなさんどうもアフィリエイト。サイトのアイディアを模索中の@xi10jun1です。
昨今のAIやらステマ規制やらでアフィリエイト界隈もずいぶんと様変わりしてきたんですが、残念ながらこの業界は金に汚いままとなっています。
『人の役に立とう』という意識が業界全体に広まるまで、アフィリエイトなんて業態は厳しい目を向けられるしかありませんね。
ネット広告はいちいち他人に迷惑をかけないと稼げない
アフィリエイトのイメージなんて1回でも良かったこと無いんじゃないかな?
10年前にはオプトインアフィリエイトとか言って悪質な情報商材業者が蔓延ってましたし、『いかがでしたか?』て終わるトレンドブログ、ツイッターのトレンドに無理やりワードとアフィリエイトリンクをねじ込むスパムツイート、書店には『アフィリエイトで稼ぐ方法』の本ばかり。
こんな顧客体験が最悪なまま、よく業態として残ってられますよ。
ぶっちゃけアフィリエイトに限った話ではなく、ネット広告というものは『いちいち他人に迷惑をかけないと稼げない』というシステムから全然脱却できていません。
スマホアプリの合間に入る広告なんて酷いもんですよ。
薬機法違反なんてなんのその。『シミが消えた』『TV出演の大学教授推奨』なんて文字が並び、動画であたかも汚れが真っ白になるかのような広告ばかり。
何かと言えば『業界No.1』『○○するだけ』『コスパorタイパ抜群』のオンパレード。まともなユーザーには『あぁどうせ嘘なんでしょ?もしくは「嘘ではない」とかいうこざかしいやつ。』と見なされて相手にされてないんじゃないですか?
YouTubeなんかも違法アップロードの概要欄に『動画で稼ぐ方法はこちら』なんて情報商材のリンクがあるし、スピリチュアル系のチャンネルなんか業者(自演?)コメントで『この動画のおかげで宝くじが当たりました』なんて平気で書いてありますからね。概要欄にはアフィリエイトリンクがベタっと貼ってあって、あれで収益になってるんだろうか?
なんかネット広告って普通の商売と違って、不特定多数の相手にわざと不快感を与えてそれでも金になるような相手(言い方は悪いけど賢くないユーザー)だけを顧客として抽出してるようなところがあって、異質な業界だなって思っています。
ネット広告が不快になる理由
ネット広告の本質は、例えるなら客引きなんです。
新橋駅近辺で居酒屋を開業したとして、アフター5のサラリーマンやOL100人を相手にあの手この手で客引きするんです。10人の客が来れば成り立つ店のために、仕事中あるいは別の目的で新橋に来ている残りの90人が「ちょっといいですか?」などと声をかけられて時間が奪われる。
客引きって印象いいですか?そういうことです。
ましてあの手この手ですからね。ちょっと声かけするようなものならともかく、うるさい看板、進路を塞ぐような出現、嘘くさい謳い文句、知識がある人なら分かる明らかな法律違反の文言、たまに行ってみれば詐欺みたいな商品を掴まされ、そしてそれを繰り返される。
だからネット広告は基本的に不快なんですよ。
まとめ:不快感を与えない広告の開発を
宣伝広告を『宣しく伝えて広く告げる』と表現したのをどっかで見たことがあるんですが、ネット広告に関しては何一つここに準じていません。売れれば、稼げれば、儲かれば、もう何でもありの無法地帯です。
当然、国もプラットフォームも対策をしているんですが、当然のようにイタチごっこ。
何か不快感を与えない広告が開発されてほしいですね。
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