日経平均続落。中国恒大集団がNYで破産申請するなどリスクオフムードへ。
ついに中国絡みのリスクが表面化してきましたな。
まだ米国内での破産申請に留まっているだけで、これから本社や中国国内の不動産市況の更なる悪化の懸念が出始めるはず。
さ、何度も指摘してきた中国経済について、市場はどう捌きますかね?
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は続落。
前日比-175.24円の31,450.76円で取引終了です。
昨年からずっと中国の不動産市況の悪化は言われていましたが、市場は全然無視していました。米金利ばかり意識した売買がずっと続いていたので、俄かに出たかのような反応をしていますね。
ただこの景気の悪化から利下げが早まるとの見方もあるので、一概に下げだけが起こるとも言えないのが現状。
そんな楽観ムードでいたらさらに予想だにしないリスクが出てくることがあるので、要警戒ですな。
マザーズ総合は続落。
前日比-6.73円の714.39円で取引終了です。
個別で強い銘柄はいくつか見受けられますが、やはり中国経済への懸念が高まりだしたのは痛いですね。
個人投資家の心理が冷え込んでいる状態ですし、米金利も下がらないとなると新興市場はまだまだツラい時間が続きそうだ。
しかしここまで弱いとなると、含み損に耐えられなくなってくるトレーダーの投げ売りも起きそう・・・。今年は新興市場にいいところが1個も無い。
本日の運用成績はこちらです。
材料が増えてきた
今回の中国の不動産市況に関しては、中国恒大集団以外にも碧桂園が話題です。
こちらは経営危機のほかに社債の利払いなどの信用問題も起きていますし、碧桂園は中国恒大集団よりも規模が大きいだけに万が一デフォルトとなると影響はさらに大きくなるでしょう。
そしてジャクソンホール。こちらで利下げについて話題が出れば少しは株価も回復しそうですが、期待は薄いですね。パウエル氏の発言で昨年は市場が煮え湯を飲まされましたし、現状は昨年と変わらないですから。
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