日経平均反発。米指標で利上げ懸念後退もおそらくFRBが否定しそう
日経平均も新興株もドカッと上がっていますね。
昨日の米消費者物価指数が予想よりも下振れしたので、利上げ後退の可能性からダウが株高になり日経平均も連れ高になりました。
ただFRBが年内2回予定している利上げについて、方針を転換するかというと、うーん・・・。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は大幅反発。
前日比+475.40円の32,419.33円で取引終了です。
昨日の米指標を受けてダウの連れ高になった格好ですが、寄り処にしていたはずの為替は円高に向いているわけで。
こうした値動き自体は一時的なものと見ています。FRBもといパウエル議長が今後どういった発言をするかによっては再び下落もありえますし、昨日のように日銀のYCC修正を意識した動きもあるのでね。
あんまり油断はできないので、様子見継続かな。
マザーズ総合は反発。
前日比+16.30円の789.84円で取引終了です。
新興市場にとってもプラスの材料ではあるものの、まだ決定的な情報ではないのでね。
とにかくFRBがどういう判断をするか。これまでの傾向から考えて、この指標だけをもって金融政策を転換することはないので、あんまり変な期待はしないほうがよさそうだ。
なによりまだ指標発表(PPI=生産者物価指数)が残ってますからね。
本日の運用成績はこちらです。
またFRBに否定されて下がるのでは?
指標発表で利上げ鈍化の期待が出てFRBの声明で否定されて下がる。昨年からずっとこのパターンなんですよ。
そもそもFRBが年内利上げ2回を残すと発言している以上、多少利上げ鈍化に有利な指標が出たところで急な方針転換があるかと言われると微妙ですよ。判断材料はそれだけじゃないのでね。
何かと利下げの期待感で先行してはFRBに否定されてドカ下げする、ここ1年の愚行を市場は未だに反省していないのかなと。
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