日経平均反落。ダウの上昇も虚しくリスクオフか?
日経平均がドカッと反落ですか。
FOMCが大方の予想通りの内容で通過し、ダウも上昇気配だったのでさぞ日経平均も上がるかと思いきや・・・。
とはいえ、不穏な状況に変わりはありませんからね。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は反落。
前日比-208.07円の28,949.88円で取引終了です。
おそらくですが、次のアメリカの銀行の倒産を警戒しているのも含まれている下げでしょうな。
金利の高止まりと維持が意識されていますし、これまでの利下げ期待は継続ではあるものの、懐疑的なニュースも出始めて来て警戒感が出ている様子。
それよりも政策金利5%は景気悪化の分岐点とも見て取れるので、ここから先の経済の動向はより深刻になる可能性があります。ただでさえ実体経済を無視しているので、よりその影響は際立つでしょ。
マザーズ総合は続伸。
前日比+10.96円の755.11円で取引終了です。
日経平均が下げていたので資金がこちらに流れてきたようですね。
新興市場も金利の動向には敏感ですが、やはり銀行破綻が相次ぐアメリカの状況を冷静に見始めた様子。
ここからの上昇は金利が正常に下げられたときだけでしょうね。それこそ、何のショックもなく上手く行けば・・・。
本日の運用成績はこちらです。
利下げ期待剥落か?
つい先日まで年内利下げ期待みたいな状態でしたが、FOMCを通過して以降はやや勢いが衰えています。
年内利下げを市場は勝手に織り込んでましたが、FOMCを通過してもFRBからその兆候が見受けられなかったことでガッカリしている様子。
個人的には当たり前の話だと思いますし、おそらくナントカショックがまたどこかで出てくるだろうなと・・・。
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