日経平均大幅上昇。日銀の金融政策維持を無理やり好感。
今日は植田総裁に変わって初の日銀の金融政策決定会合でしたが、現在の金融政策について維持を決定したことを受けて日経平均がドカッと上がりましたな。
総裁が変わったから注目度が高かっただけで、基本的な路線は変わらないので一時的な上昇かと。
それに日銀の金融政策について点検も行うとアナウンスがありましたからね。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は大幅上昇。
前日比+398.76円の28,856.44円で取引終了です。
日銀の金融政策が維持されるとのニュースが出てドカッと上がったものの、植田総裁になって初の金融政策決定会合ということで注目度が高かったのが原因です。
ぶっちゃけ総裁が変わったからといってすぐに金融政策が変わるとは思えませんし、日銀はそういうサプライズはしませんからね。
それに緩和路線維持はこれまでと同じですから、株高になるほどのサプライズではありません。市場はこれまでの停滞した値動きを嫌って、無理やり好感して上がってるだけでしょ。
マザーズ総合は続伸。
前日比+7.43円の745.24円で取引終了です。
新興市場も上がってはいますが、日経平均ほどの上げ幅ではないですか。やはりアメリカの金利次第なのは継続の模様。
とはいえ、日本の金利は当面据え置かれる形ですし、金融緩和維持は日銀の既定路線ですからそれほど影響は無さそうですけどね。
しかし上げ材料に乏しいのは継続ですので、引き続き様子見ですな。
本日の運用成績はこちらです。
日銀の金融政策レビューがどうなるか
植田総裁発言の中に金融政策レビューというものがありました。文字通り、これまでの金融政策について点検を行うというもの。
現状の金融緩和について特に副作用として挙げられるのがYCCで、これにより10年国債利回りを1%程度押し下げる効果があったものの、こうした政策が続くと投機の対象になりやすくなり市場の歪みに繋がります。
市場の原理に委ねられるべき価格決定に国が関与する状態は好ましくないですし、そのYCCのために購入する国債によって中央銀行のバランスシートが膨れ上がるのもよろしくない。
正直、YCCが導入されて何年も経過しているのに日銀の物価目標2%が自然な形で達成できていない点を考えても、将来的に金融政策の見直しや転換、それこそYCCの撤廃も含めた大きなニュースが出る可能性が高いんじゃないか?とは思いますがね。
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