異常なまでのコオロギ(昆虫食)バッシングが起きる理由と彼らの共通点について考察
みなさんどうも昆虫食!イナゴの佃煮が好物な@xi10jun1です。
ここのところコオロギがツイッターで話題なんですが、行き過ぎたバッシングがとても目立ちます。
心情的に虫を嫌って『食べたくない』まではいいんですが、事業者への誹謗中傷はいただけません。
異常なまでにコオロギを使った食品をバッシングする人達の共通点
特にコオロギ食へのバッシングに加担しているのは、
- 極端な虫嫌い
- 陰謀論者(特に反ワク系)
- 政治的なイデオロギーを持つ人
あたりです。
政府はもちろん、コオロギを使った食品を扱う事業者に対して、誹謗中傷や営業妨害のような投稿をして拡散をしている悪質な輩がちらほら。
見た目、味、アレルギーで無理なら分かる。
「もっと他の畜産物(事業)に金出せ」もまぁいいでしょう。
しかし、「ビル・ゲイツがー」「国はこんな資料を出してる(普段の反ワクの時とやり口が矛盾)」「コオロギには毒がー」と、無理解ゆえの根拠不十分な情報発信はダメです。
とりわけ陰謀論者は、政府機関の出した情報をもってコオロギの毒性を知らしめようとしている点で悪質です。普段の反ワク活動のときは『国の出した情報は信用できない』のに、コオロギのときだけは『国はこんな資料を出してる』とは矛盾も甚だしい。
コオロギの誤解と無理解しか語れない時点で0点
さらに言えば反ワクの時と同様、陰謀論者は科学的な知見への無理解ぶりが目立ちます。本当に義務教育受けたんですか?レベル。
まず国が出している資料といっても、あれはEFSA(European Food Safety Authority:欧州食品安全機関)が公表した「食品としてのコオロギのリスクプロファイル」の文書を、内閣府が日本語にして公表しただけで国として正式に出した文書ではありません。
まずこの程度も分かっていない。
そしてその中に書いてある細菌がどうとか生物濃縮がどうとか、そんなの動植物の全てにあるじゃないですか。毒性然り、アレルギー然り、コオロギに限った話ではありません。牡蠣とか生肉(ユッケ)とか、それこそ鰻だって血液に毒があるけれど過熱したら食えるから食べてるでしょ。
あと補助金がどうのこうの、それだって別にコオロギにだけ特別出されているわけでもないでしょう?もちろん『もっと他の畜産にもお金出せ』っていうのは理解できますが、コオロギだけが補助金が許されない理由にはなりません。
こういう冷静な話ができないで、反対運動をしたところで説得力はないんですよ。
「気持ち悪いから食べない」はOKだがその範疇を超えた行為はダメ
もちろん『気持ちが悪いから食べない』という選択肢は全然OK。
例えば『魚介類の姿形が気持ち悪くて苦手だから食べられない』、『味やにおいがキツくて無理』などなど、嗜好は人ぞれぞれ。
しかしコオロギもとい昆虫食に対して、その範疇を超え、誤った見識を以って持論を展開するほうがよっぽど気持ち悪いですよ。まして週に何回もツイッターのトレンドを作り出しては大騒ぎしているほうが、『むしろ反対する人らに何か裏があるのでは?』と疑いたくもなります。
本当に反対するのであれば、食べないという選択肢への配慮(『昆虫入ってません』みたいなマークをパッケージに表記する)を求めるとか、アレルギーへの対応を求める声程度に留めるしかありません。これが食卓に強制されるのなら僕も反対しますが、選べるんですから何の問題もありません。食べなきゃいいだけ。
それとも極端なビーガンや環境活動家みたいに、反対運動で昆虫食の業者に攻撃でもするんですか?食べている人をSNSで誹謗中傷して、パフォーマンスと称して事業者の施設を破壊するんですか?って話で。
まとめ:旨けりゃ食うんだよ
個人的に昆虫食にはまったく抵抗はありません。
イナゴの佃煮は好きなのでたまにご飯と一緒に食べますし、小さい頃はゾウムシとかカミキリムシの幼虫を焼き転がしておやつにして食べてましたから。外はカリカリ、中トロリ、卵焼きみたいな味がして旨いんですわ。
コオロギだろうと何だろうと、旨けりゃ食うんだよ!
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