FOMC前で見え見えの手控え。利上げ鈍化期待はいつまで続くか。
日経平均も新興市場も、今日は全体的に小幅安となりましたな。
FOMC前に派手な取引は控えられた形ですが、おそらく利上げは維持ではないかと見ています。
そもそもインフレを抑えるためにやってるわけで、足元の経済は全然インフレ収まってるようには見えないのでね・・・。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は小幅安。
前日比-15.53円の27,663.39円で取引終了です。
FOMC前というのもありますが、昨日のアメリカの指標発表で10月ISM製造業景況指数が予想を上回る結果となったことで、景気拡大の状況つまり利上げ維持の懸念からダウが下げていました。
と言っても、いよいよ50%を割り込みそうな状況です。
一般的にここが50%を割り込むと景気悪化の状況であると見なされるので、利上げ鈍化期待勢にとっては分水嶺だったわけですが、残念でしたね。
マザーズ総合は続落。
前日比-7.61円の737.85円で取引終了です。
新興市場も様子見ムード。
一部の強い株だけが売買されているわけですが、もうそろそろV字回復のドカ上げが見たいところ。
バイオ株でも注目のIPO株でもいいから、リード銘柄として新興市場全体を引っ張れる銘柄が欲しいな。
本日の運用成績はこちらです。
市場はいい加減利上げ鈍化期待を止めるべき
北朝鮮のミサイルでは最近の市場は反応しなくなってきていますが、もうそのレベルくらいまで落ち着くべきです。
利上げ鈍化期待で上げて、利上げ維持と言われて下げて、を一体いつまで繰り返すのか?
市場の勝手な利上げ鈍化期待でだけ値動きしていて、本質的な景気の話題で上げ下げしないんだから救いようがないですよ。
手痛いしっぺ返しを食らうでしょうね。
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