日経平均続伸。衆院解散を睨んだ追加経済対策期待上げか？

2021年9月1日今日の運用成績

日経平均が上げてきましたな。

月初ということもありますが、衆院選が近くなってきたことによる期待上げが出てきた感じか。

とはいえ、夏相場も終わり、対中リスクも噴出し始めてきたので油断はできないですね。

今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況

日経平均は続伸。

前日比+361.48円の28,451.02円で取引終了です。

全体的に大型株に買いが入った様子で、月初の買いは継続ですな。

あとはダウがあまり下げていませんし、デルタ株の感染拡大もやや落ち着いてきたので景気悪化懸念が後退し、株価の下支えになっているのかもしれない。

いずれにしても株が買われやすい市場になってはいるんです。けれども、今月からいろいろ動き出すでしょうから、特に中国絡みの情報は注視しておかないと。

マザーズ総合は続伸。

前日比+0.85円の1,136.26円。

マザーズは今日は売られましたね。

直近で資金が流れて大きく上がってきていたので、回収とばかりに決済売りが目立った様子。

あとはそろそろ秋のバイオ祭りが出てくれば例年通りの相場ですが、今年は春先にバイオ祭りが無かったので期待したいな。できればその前にマザーズが3桁円になってほしかったんだけど。

本日の運用成績はこちらです。

インフレ懸念の要人発言に注意

ここ最近のアメリカの各州の連銀総裁発言を見ていくと、年内あるいは早期のテーパリングを求める内容が目立ちます。

8月のパウエル氏の発言でテーパリングは行われることは示唆されたものの、利上げについては消極的だったので株価的にも安心感が出たのが下支え担っている様子。

ただ今後も連銀総裁発言には注意が必要で、特に早期の利上げを求めるようなタカ派的な論調が増えてくると、ドル高株安の流れもあり得ます。要人発言のニュースにも気を配りたいところ。

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