日経平均続落。値がさ株の下落が続き先々の材料を織り込み始めたか？

2021年3月23日今日の運用成績

日経平均がついに引けベースで29,000円を割れてきましたな。

これまでの日銀のETF買いで歪められた市場が元に戻るでしょうし、正直あと5,000円幅くらいは下げてくれないと割に合わないですよ。

それに先々の材料を織り込み出しているかもしれないし。

今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況

日経平均は続落。

前日比-178.23円の28,995.92円で取引終了です。

寄りつきこそ反発して一時は29,496円まで上がった日経平均ですが、寄り天よろしく、そこからズルズルと下げだしてしまった感じ。

最近はダウが好調なわりに日経平均が重いというか、もしかしたら先々の材料をついに織り込みだしたのかもしれません。

アメリカの景気回復は材料出尽くしで且つ金利の上昇を意味しますし、世界中で対中関係が悪化し始めていますし。

マザーズ総合は続落。

前日比-17.49円の1,202.61円。

新興市場も調子が悪いですね。マザーズに至っては下げトレンドの典型的なチャートになってきていますし。

狙っている銘柄も下げだしてはいるんですが、まだまだ買い場じゃない。

そもそも新興市場だって、昨年から大口の買いが殺到していましたからね。材料出尽くしの下げがあるのなら、バイオ株ならともかく、中長期狙いでここで買うのはタイミングとしてはよろしくありません。

本日の運用成績はこちらです。

日経平均は下降トレンド開始か？

日銀の金融政策決定会合を経て、日経平均の様子が確実に変わったでしょう。

値がさ株の下落は続くはずでしょうし、TOPIX型のETF買いも株価の急落局面でのみ行われますし。

それにアメリカも、今は国民への現金給付のお金が入ってきているようですが、金利上昇、増税、対中関係悪化とよろしくない材料が待っています。FRBが景気の完全回復まで緩和を続けるとは言っていますが、いつリスクが表面化してもおかしくないですからね。

できればここらで一旦大きめの下げが来てほしいな。

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