日経平均続落。新型コロナウイルスが国内で猛威を振るい始め、19年10～12月期GDP年率6.3%減も影響か

2020年2月17日今日の運用成績

日経平均は続落ですね。

新型コロナウイルスの拡大が止まらず、数時間おきに新たな感染者が発表されているような状況では致し方無い。

徐々に経済への影響を不安視する声が出始めているので、なんらかのショックが起きてもおかしくないな。

今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況

日経平均は続落。

前日比-164.35円の23,523.24円で取引終了です。

まだこの高値圏を維持しているのが信じられない、というのが正直なところです。

新型コロナウイルスの影響はもちろん、19年10～12月期GDP年率6.3%減少のニュースもインパクトがあったので、当面は24,000円を突破するような上昇は難しいでしょうね。

ドル円も109.8円台をウロウロ。アメリカの市場が休みというのもあるでしょうけど、こちらも上値が重いまま。様々なリスクがあっても『アメリカさえよければ』のテイで動いているだけに、方向感がなかなか定まらない感じです。

マザーズ総合は続落。

前日比-12.89円の828.80円。

マザーズは酷いね・・・。これ個人投資家ほとんど儲かってないんじゃないか？

米中摩擦で下げたところに今度は新型コロナウイルスですからね。それにGDP年率6.3%減少の情報も合わせると、これまで以上に投資家心理を冷やしているんじゃなかろうか。

本日の運用成績はこちらです。

GDPのマイナスは消費税増税が原因か？

消費税増税が原因では？とするツイートがたくさんあるので『そうかも？』と思いがちですが、こういうときこそ、数字をしっかりと見ておきたいですね。

内閣府の2019年10～12月期四半期別ＧＤＰ速報 （１次速報値）pdfが当該資料ですが、民間住宅(実質)と民間企業設備(実質)の下がり幅が大きいのがネックですね。

米中摩擦の影響もあるでしょうから、消費税増税だけを悪者にすると痛い目を見そうだ。

新型コロナウイルスの影響はまだ反映されていませんので、次回の発表でそれが浮き彫りになったときに、相場がまたドカッと下げるかもしれませんね。

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