四季報バーチャル投資!監視銘柄一覧まとめ(2017)

2017年1月5日

四季報発売ごとに加筆して、監視銘柄をスクリーニングして一覧をまとめています。発売からのスクリーニング、バーチャルで購入して使うトレダビも含め、多少価格にズレがありますがご了承ください。

前回(2016年)はこちら→四季報バーチャル投資!監視銘柄一覧まとめ(2016)

なお当たり前ですが、購入を推奨するものではなく、あくまで実験目的のバーチャル投資です。投資は自己責任で行いましょう。

2016/12/16~2017/3/16までの四季報新春号の監視条件と保有銘柄

まずは保有銘柄です。

引用元:トレダビ管理画面より

評価額はこちら。

引用元:トレダビ管理画面より

現物評価額開始残高:2,288,100円

備考

今回はテーマを絞りました。IoTと人工知能(AI)の関連銘柄は10銘柄ずつです。さらに、中小型株に限定。

いろいろな情報誌やネット検索などを踏まえ、まだまだ開発途上にあり、グーグルなど大手IT企業などとの協業など、中小型株にとって良いニュースが出てくる可能性を感じています。

結果

今回から動画にしてみました。

※「要素の検証」によるページ改ざんをしていない証として、ページ更新をしています。

  • 現物評価額開始残高:2,288,100円
  • 現物評価額最終残高:2,557,600円
  • 増減:+269,500円

値上がり率ベスト3

  1. アズジェント(IoT):+87%
  2. セラク(IoT):+63.37%
  3. データセクション(AI):+32.21%

値下がり率ベスト3

  1. sMedio(IoT):-15.28%
  2. FRONTEO(AI):-14.44%
  3. 安川情報システム:-11.40%

総括

IoTと人工知能(AI)をテーマに、中小型株に絞って保有してみましたが、結果にはかなりバラつきが出ました。単純に関連銘柄というだけでは、思い切った上昇を見せることはないようです。

途中最も調子が良かったのが、ブレインパッド(AI)と日本サードパーティー(AI)。AI関連はこの2つが最も勢いがあったのですが、2月以降は失速。ただ今後もAIは注目の業界として見ていく。

そしてアズジェントは、IoTとしてではなく、そのセキュリティに同意付いて動いていた経緯がある。この銘柄のように、「注目の新技術にセキュリティを提供できる新興銘柄」は、今後も狙い目になりえそう。例えば住宅系のIoTにセキュリティを付与できる企業など。

春号でもIoTとAIは取り入れていくが、もう少し銘柄を絞る。新たに今後期待できそうなテーマを2つ加え、再度分散を図る予定。

2017/3/17~2017/6/16までの四季報春号の監視条件と保有銘柄

まずは保有銘柄です。

引用元:トレダビ管理画面より

評価額はこちら。

引用元:トレダビ管理画面より

現物評価額開始残高:1,956,300円

備考

今回はテーマを、IoT、AI、セキュリティ、仮想通貨・フィンテックの4つにしました。各銘柄とも中小型に絞っています。

IoT

  • 安川情報システム
  • sMedio
  • ACCESS
  • セラク
  • ユビテック

前回を踏まえ、上昇余地のありそうな銘柄に限定。

AI

  • 日本サード・パーティー
  • ブレインパッド
  • データセクション
  • インスペック
  • ロゼッタ

AI関連は前回からの注目銘柄と、病理診断のインスペック、東京オリンピックを睨んだ翻訳AIのロゼッタなど、活用の幅で展開。

セキュリティ

  • セキュアヴェイル
  • ラック
  • アズジェント
  • インテリジェントウェイブ
  • ジャパンシステム

セキュリティは前回のアズジェントの上昇を踏まえ、IoT、AI、仮想通貨(フィンテック)など、先進技術との相性が良いと思われる銘柄をスクリーニング。

仮想通貨・フィンテック

  • カイカ
  • セレス
  • フライトホールディングス
  • リミックスポイント
  • インフォテリア

仮想通貨・フィンテック関連は、2017年4月から施行される「仮想通貨法」を皮切りに、再度注目されるかどうかに注目。すでに都内では仮想通貨で決済できる店舗がいくつも存在し、今後も増えると予想。

結果

今回実は間違って、撮影する前に全部売ってしまい、スクショすら撮っていません。

とりあえず売却価格だけはgifにしてみました。

そして前回の購入価格から計算した結果を表にしたものがこちらです。掲載します。

  • 現物評価額開始残高:1,956,300円
  • 現物評価額最終残高:2,200,200円
  • 増減:+243,900円(+12.47%)

値上がり率ベスト3

  1. リミックスポイント(仮想通貨・フィンテック):+592.08%(240→1,661)
  2. アズジェント(IoT):+94.13%(1,381→2,681)
  3. インフォテリア(仮想通貨・フィンテック):+37.18%(772→1,059)

値下がり率ベスト3

  1. フライトホールディングス(仮想通貨・フィンテック):-29.61%(240→1,661)
  2. ロゼッタ(AI):-15.61%(2,095→1,768)
  3. 安川情報システム(IoT):-15.54%(843→712)

総括

結果的に+10%資産が伸ばせました。これがリアルな売買だったらと思うと涙が止まりません。

テーマを、IoT、AI、セキュリティ、仮想通貨・フィンテックの4つにしましたが、仮想通貨・フィンテックの盛り上がりが目立っていました。リミックスポイントの+592.08%が値上がり率ベスト記録となります。

一方で、IoT、AI、セキュリティは振るわず。顕著に上がったのはアズジェントだけ。

IoTはまだリード銘柄のようなものが出てきていないので、これからに期待。

AIは一度も話題に上がることがなかったので、次回は外します。

セキュリティはランサムウェアで注目を浴びたものの、サイバー犯罪が起きた瞬間でしか資金が入らないので、こちらも次回は外します。ただしIoTに関連したセキュリティ関連銘柄は引き続き注目します。

2017/6/16~次号までの四季報夏号の監視条件と保有銘柄

引用元:トレダビ管理画面より

評価額はこちら。

引用元:トレダビ管理画面より

現物評価額開始残高:2,233,200円

備考

今回はテーマを、IoT、仮想通貨・フィンテックの2つにしました。

特に仮想通貨・フィンテックは、Apple PayやLINE Pay、中国の支付宝(アリペイ・Alipay)、そしてビットコインなど、より一般化が進むと予想。支払い手段としてのニーズが生まれるならば、それに応じて関連企業に注目が集まるとみる。

BtoBでは、例えばAmbitionとカイカのようなブロックチェーン技術を用いた新しいサービスの展開など。

BtoCでは、マネーパートナーズのように、ビットコインを手数料無料で日本円にしマネパカードに直接チャージできるサービスの展開など。

結果

今回はgifにしました。

  • 現物評価額開始残高:2,233,200円
  • 現物評価額最終残高:2,259,931円
  • 増減:+26,731円(+1.19%)
  • 値上がり:8銘柄
  • 値下がり:12銘柄

値上がり率ベスト3

  1. シーイーシー(セキュリティ):+22.76%(2,064→2,674)
  2. インフォコム(セキュリティ):+15.76%(2,092→2,485)
  3. インフォテリア(仮想通貨・フィンテック):+13.47%(1,033→1,195)

値下がり率ベスト3

  1. セレス(仮想通貨・フィンテック):-28.93%(1,648→1,279)
  2. セラク(IoT):-24.00%(950→767)
  3. 安川情報システム(IoT):-21.27%(712→588)

総括

全体的にはプラスで終われていますが、シーイーシーが最後にかろうじて値上がりしたおかげです。北朝鮮に端を発する全体的な値下がりと、マザーズ市場の暴落で相当やられました・・・。

中盤、インフォテリアやカイカが上昇したものの、マザーズ市場の下げと仮想通貨の暴落に連られて失速。

セキュリティ系銘柄は、サイバー攻撃がニュースになった瞬間上げるだけで、目立った動きはあまりありませんでした。

秋号では、引き続き仮想通貨やフィンテック領域に注目しつつ、新しい実験も行います。

2017/9/15~次号までの四季報秋号の監視条件と保有銘柄

準備中

結果

こうご期待。

~注目:M&Aマッチングサービス~

現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。

[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ

スポンサーリンク


※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2017年1月5日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

Posted by jun