日経平均反落。3万円を前に足踏みが続く。アメリカの増税案の行方次第か。

2021年4月12日今日の運用成績

今日は日経平均が反落ですか。

利益確定売りとの見方も出ていますが、日銀がETF買いのルールを変えてきていますから大口が今のうちに売りポジを建てているのかな？

あとはアメリカのバイデン政権から、売り上げに課税する新たな税制ルールの話題が出ていたのでそのせいもあるか。

今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況

日経平均は反落。

前日比-229.33円の29,538.73円で取引終了です。

ここに来て3万円を背に売られだしてきたな。

アメリカが上がっているだけでは上値を追っていかない様子だし、あと日本国内の新型コロナウイルスの感染者数が増えてきているのも影響しているのだろうか。国内の投資家は冷静でも、海外勢からしてみれば数値上増えている点は看過できないでしょうからね。大阪とか特に。

あとはバイデン政権が急に打ち出した『売り上げに課税する新たな税制ルール』の話題が、アメリカの今日の株価にどう影響するか見極めたいというのもあるか。

マザーズ総合は反落。

前日比-28.42円の1,215.97円。

マザーズも反落ですね。

いつもなら日経平均が重いとこっちに資金が流れてきますが、全体を通して売り気配だったわけか。

春のバイオ祭りは今のところ観測されていませんので、このコロナ禍ではもしかしたら来ないままの可能性もありうるな。

あとはリード銘柄の調子も悪いので、ここで注目度がさらに低下して資金が抜けていってしまうのが一番厄介だ。

本日の運用成績はこちらです。

増税が意識される相場へ

俄かに打ち出された『売り上げに課税する新たな税制ルール』の話題は、かなり尾を引く可能性がありますね。

理由は、バイデン政権がこれを世界各国に提案している点。先日の法人税の最低税率と合わせて、多国籍企業の課税逃れを許さない方針が見て取れます。

租税回避で話題になったケイマン諸島をはじめ高額所得者の税逃れは世界的な課題ですし、各国がこれに同調する流れになると『その前に資産を売却しておこう』と売りが出る可能性もあります。

まだ提案の段階とはいえ、格差解消を目論むバイデン政権の本気度は高そうだな・・・。

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