FXの平均足の基本・手法・見方・儲け方・考え方・戦略などまとめ
平均足について、基本・手法・見方・儲け方・考え方・戦略などをまとめていくメモページです。
通貨はドル円を基本。
チャート画像はwebサービスのモノを使用し、随時更新していきます。
追記:トラリピでお馴染みのマネースクエアにて、ついに平均足が使えるようになりました!この機会に口座を開設して、トレード手法の分散やFXの研究に役立てましょう。
平均足の基本
平均足とは、ローソク足の平均値を利用した特殊な足のこと。
上昇・下落のトレンドが視覚的に分かる足です。
まずは下の画像1をご覧ください。
平均足特徴は大きく2つ。
- 1つ前の足の平均値が現在の足に反映されること。
- トレンドの強弱や転換点が分かりやすい。
1.は上の図の通りです。
現在の陽線および陰線の始値は、「前の足の始値と終値の平均値」。
なので、足の始まりは、必ず前の足の長さのちょうど半分(平均値)から始まります。こうした足が連続して出てくるのが平均足の特徴です。
2.のトレンドの強弱やトレンドの転換点が分かりやすいというのは、平均足が上の図の破線のようにヒゲが伸びたときです。
詳しくは次の画像2で解説しています。
平均足の手法:基本的なトレンド強弱、転換点の流れ
画像2はこちら。
平均足の基本的な値動きがこちらです。
まず、左側の陽線が何本も並んでいるとき。これは上昇トレンドが発生している状態です。
そして、長い陽線が1本ありますが、この長さこそがトレンドの強さを表しています。5分足なら5分間、1時間足なら1時間の間に、高値を更新する(つまり平均値が上がる)強い買いが発生しているということです。
そして、その長い陽線の次の足が今度は短くなっています。
こちらは買いの強さが弱まったことを表しています。前の長い足とは逆で、こちらは高値を更新できない(つまり平均値が下がる)ので足が短くなるのです。
画像でも説明しています通り、前の足のヒゲの長さを次の足のヒゲが超えられない(高値を更新できない)時間が続く状態、これがトレンドの転換点となります。
そして、次の十文字のような足になっていきます。
つまり、強い上昇がだんだん一段落して、今度は利益確定売りが出るなどして売り、つまり下降トレンドに変わるわけです。このときになったら、買っていた通貨を今度は売りに変えてポジションを持つなどします。
そして、画像右側がその売りポジションを持った後の値動きです。
陽線のときとは逆ですね。
実際の平均足の値動きの見方
そして、実際の値動きがこちら。
ドル円の30分足チャートです。
矢印がトレンド、黒丸がトレンドの転換点を示しています。
黒丸1のところをみると、陽線の次に陰線が出ていますよね。そして、その次の足は陰線となっています。
このような形で、トレンドが変わっていくわけです。
このチャートだと、その流れが一番綺麗なのは、黒丸5番の転換点です。
画像2で解説した通り、陽線のヒゲを次の足のヒゲが超えられず(高値更新ができず)、ついには陰線が出て、そのまま下降トレンドになっています。このときに、通貨の買いから売りに変えていけばいいわけです。
そして次の黒丸6番なんて、画像2右側の陰線のトレンドそっくりですよね。陰線が短くなって十文字の足が出て、上昇トレンドに。こちらも綺麗にトレンドが変わっています。
このように、トレンドの転換点をうまく捉えます。
平均足で注意したい値動きと考え方
平均足では、下の画像3に注意します。
先ほどの十文字で売り(または買い)にしたと思いきや、実はまだ上がって(または下がって)しまい、損切りになることがよくあります。
これは、足の中での値動きで見極めます。
画像3の右側で解説していますが、現在の足の中で値動きする値の位置に注意します。
陽線であれば、その足の半分より上で値動きしている場合、その次の足も上昇する可能性が高いです。逆に、その足の半分より下で値動きしている場合、その次の足では足が短くなるか十文字の足が出る可能性があります。
陰線であれば、その足の半分より下で値動きしている場合、その次の足も下降する可能性が高いです。逆に、その足の半分より上で値動きしている場合、その次の足では足が短くなるか十文字の足が出る可能性があります。
トレンドの発生している足の中で、トレンドとは逆行して値動きしている足が出たら、それはトレンドの転換サインの可能性があるということです。
なので、ポジションを取っても、上記のような値動きをしていたら、決済して様子を見るという戦略がとれます。
例えば、
引用元:無料の株式チャートと高度な分析 – ADVFN(jp.advfn.com)
先ほどの実際のチャートですが、黒丸8番~9番までの陽線のトレンドを見てください。
ヒゲの長い十文字の足がありますよね。
ここでトレンドの転換点だと思って売りを選択したら、次の足では長い陽線がでていますので、損失となります。さらにその次には、このチャート画像内で一番長い陽線が出ています。
このようなことがあるので、トレンドの転換点といっても、常にそうなるとは限りません。
移動平均線と移動平均かい離率を用いた手法
移動平均線と移動平均かい離率を用いた手法を僕は採用しています。
移動平均線は、過去の一定期間の価格の平均値から求められる値を、連続して表示させたもの。5日移動平均線は、過去5日間の終値の平均値であり、同じ要領で25日移動平均線、75日移動平均線が用いられる。
テクニカルとして用いるときは、5本や25本といった、足の本数で移動平均線が作られる。
そして移動平均かい離率は、その移動平均線から現在の価格がどれだけ離れているかを示した値のこと。
5日(本)移動平均線は、25日(本)移動平均線、75日(本)移動平均線それぞれに対してかい離率が表示される。
※2000年4月~現在までの、ドル円の月足を75本移動平均線のかい離率で見ると、リーマンショック後の最大値かい離率が2011年7月の-25%。かい離率最大幅は、2015年5月の33.8%。
移動平均かい離率では、通常幅(平時のボラティリティ)が存在する。その平時の幅からはみ出して値が推移している場合、逆のポジションを取る(逆張りする)こと。
ただし、1分足で反転を狙うのと1時間足で反転を狙うのでは、時間軸が異なる。どの時間でポジションを取ったかによって、反転するまでの待たなければならない時間が決まる。1分足なら数分ののちに、1時間足なら数時間ののちにという具合に。
開設済みFXの口座一覧(迷ったら口座開設しておけばOk)
- ドル円(USD/JPY):0.4銭
- ユーロ円(EUR/JPY):0.9銭
- ポンド円(GBP/JPY):1.4銭
- 豪ドル円(AUD/JPY):0.9銭
- ドル円(USD/JPY):0.3銭
- ユーロ円(EUR/JPY):0.5銭
- ポンド円(GBP/JPY):1.0銭
- 豪ドル円(AUD/JPY):0.7銭
- ドル円(USD/JPY):0.3銭
- ユーロ円(EUR/JPY):0.5銭
- ポンド円(GBP/JPY):1.0銭
- 豪ドル円(AUD/JPY):0.7銭
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