日経平均反落。日銀の新総裁ニュースの影響か?
日経平均は反落になりましたね。一時は-400円の下げ幅でした。
先週発表された日銀新総裁の話題後の値動きとなりましたが、土日を挟んでの相場の評価はマイナスだった様子。
マザーズもしっかり下げていたあたり、やはり金融政策の行方を睨んでの売りだろうか。
今日の日経平均とマザーズおよび新興市場の市況
日経平均は反落。
前日比-243.66円の27,427.32円で取引終了です。
日銀新総裁の話題後の相場となりましたが、先週のダウが上昇した局面で日経平均が下げたということは、期待感剥落になったということでしょう。
植田氏の過去の発言や著作を漁った投資家も多いでしょうけど、現在の黒田総裁ほど緩和路線ではなさそうな雰囲気ですね。元々アベノミクスの大規模緩和が始まって10年が経過するわけですし、出口の話題が出てくることは明白。
ただでさえ世界的なインフレと利上げがメインストリームとなっている市場において、次期総裁が現総裁ほど緩和路線でないとなったら、そりゃ引き締めの可能性を考慮した下げが起きてもおかしくない・・・。
マザーズ総合は続落。
前日比-16.47円の764.32円で取引終了です。
新興市場もこの下げ方ですからね。
上記の通り、緩和路線が断たれる可能性が出てきている以上、売りが出てもおかしくないです。
それに今日の相場はストップ安のニュースが相次いでましたし、次期総裁もとい次の日本経済の10年について期待剥落感が出たのは痛い。
そもそも既に住宅ローン金利が上がるニュースも出ているので、利上げに向けた土台は確実に育っている状況です。
本日の運用成績はこちらです。
やはり日銀新総裁の影響は大きい
これまでの緩和路線から変更になるかもしれない。
その可能性が取り沙汰されているだけで、日本経済ひいては日経平均への影響は計り知れません。
まだ何もしていない段階とはいえ、少なくとも足元で住宅ローン金利が上がる話が出ているのは見過ごせません。
日銀の動向は引き続き注視しておかないと。
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