クラウドクレジットの収益分配と利回り公開!5万円投資の結果!

2016年12月24日クラウドクレジット

みなさんどうもクラウドクレジット!海外新興国投資でワクワクしている@xi10jun1です。

この度、ソーシャルレンディングの中でも海外新興国の案件に強みのある、クラウドクレジットで投資を始めました!

今回は長くなったので、まずこのクラウドクレジットについて紹介します!

クラウドクレジットとは?

クラウドクレジットは、ソーシャルレンディングサービスの1つです。その中でも、主に海外の新興国向けの融資を主体としています。

詳細は下記の通り。

  • サービス名:クラウドクレジット
  • 運営会社:クラウドクレジット株式会社
  • 設立:2013年1月
  • 代表:杉山智行
  • 事業内容:クラウドファンデイング(ソーシャルレンディング)事業
  • 登録:第二種金融商品取引業
  • 各案件予想利回り:5~14%
  • 最低投資額:1万円~
  • 10万円投資時(12か月・税引き後)予想収益計算:3,979円~11,142円
  • 口座開設申込みページ:【クラウドクレジット】

最低投資額は1万円から。

他のソーシャルレンディングだと10万円~などの案件もあるので、数万円単位ってのは始めやすいですね。と言っても、さすがに1万円では味気ないので、自腹の5万円を突っ込んでみました!

クラウドクレジットの仕組み

案件ごとに多少違いは見られますが、おおよそ次の通りです。

引用元:海外とつながるソーシャルレンデイング投資 クラウドクレジットとは|クラウドクレジット

これだけだとちょっと分かりにくいので、流れをサクッと紹介します。

  1. クラウドクレジットが案件を作成する
  2. 投資家に募る
  3. クラウドクレジット合同会社に投資資金を集める
  4. クラウドクレジット海外子会社(海外現地法人)に貸し付ける
  5. クラウドクレジット海外子会社海外パートナー企業と提携する
  6. クラウドクレジット海外子会社対象国の資金需要者に貸し付ける
  7. 海外パートナー企業が、対象国の資金需要者に対して与信、資金管理、回収を行う
  8. 対象国の資金需要者クラウドクレジット海外子会社に資金を返済する
  9. クラウドクレジット海外子会社クラウドクレジット合同会社に返済する
  10. クラウドクレジット合同会社クラウドクレジットの営業利益を差し引いた分を投資家に分配する

こんな感じですね。

他にも案件ごとに為替ヘッジが出てきたり、海外パートナー企業と投資対象国が別々の国だったりします。これがクラウドクレジットのリスクの1つで、各案件のスキームがややこしいんですよ・・・。

クラウドクレジットのリスクって?

クラウドクレジットが投資対象としている主な国は、ペルー、ブラジル、チリ、コロンビア共和国、メキシコ、南アフリカ共和国、エストニア、スロバキア、フィンランドなど。

いわゆる新興国ですね。

クラウドクレジットは比較的利回りが高い案件が多いのですが、それはすなわちリスクも高いということ。

それで実は以前、クラウドクレジットとコモンズ投信の共同セミナーに参加したことがあって、その時にある程度情勢や仕組みについてお勉強してきたんですよ。

セミナーについてはこちら

https://ytrsdijun.com/archives/8263

この中から、クラウドクレジットの杉山社長の言葉だけを少し抜き出してみましょう。

  • 新興国にはコーポレートガバナンスに問題がある。つまり、資金を適切に分配することができない
  • しかし貸付なら返済の契約ができるので、元本とともに金利も返済される。ここで投資家の利益になる
  • 高利回りの理由は、新興国の中小企業はROEが極めて高く(商売の需要が大きいため収益を得やすい)、高金利で貸しても返済が可能
  • 日本では新興国投資が盛んではない
  • 理由は大手では採算が取れないから
  • 新興国でもファンダメンタル良好な国は多い
  • 破たんする国が少なくなってきた
  • 新興国では上場企業が偏っていることが多く、株だけではリスクが高い
  • 中国のレンディング会社は3800社ほどあり、4割は詐欺との話も
  • ガバナンスの弱い国でも、信用できるレンディング事業者なら機会はある
  • 審査の基準は、まず国が破たんしないかどうか
  • そもそも国はそんなに破たんしない
  • パートナー企業は倒産リスクの低いところをポイントにしている

新興国特有のリスク(政変、為替、天候など)は確実にあるでしょう。そしてクラウドクレジットの仕組み上のリスク(海外パートナー企業の信用、貸し倒れなど)も。

クラウドクレジットへの登録手続きの流れ

手続きはいたって簡単。

公式サイトで必要事項を入力して口座開設を申し込んだあと、本人限定受取の郵便が送られてきます。

そこに記載されているお客様コードを、アカウント管理画面(マイページ)で入力して、投資家情報の正式登録となります。

アカウントの登録が完了したら、クラウドクレジットの口座に入金します。

金額が反映されたら、投資したい案件を選んで投資手続きを行います。なお案件への投資手続きも、一旦はクラウドクレジット側で審査があり、それで約1日かかります。

審査に通るとこのようなメールが届きます。

これで投資が完了!

クラウドクレジットに申し込んでから実際に投資が完了するまでの時間は、だいたい10日程度かかります。

【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド11号に5万円投資した結果!

というわけで投資したのが、"【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド11号"という案件です。

概要がこんな感じ。

基本データ数値
当初販売金額1,500万円
期待利回り9.3%(運用手数料差し引き後)
投資倍率1.049倍
分配日2017年8月上旬(満期一括返済)
販売手数料0円
運用手数料当初出資額の1.15%
最低投資金額10,000円
通貨ユーロ建て(円ヘッジ付き)
営業者クラウドクレジット・ファンディング合同会社
※クラウドクレジット株式会社の100%子会社
私募取扱業者クラウドクレジット株式会社

予想収益は下記の通り。

  • 予想税引前収益:2,712円(5万円×9.3%×7/12)
  • 予想源泉所得税:553円(2,712円×20.42%(国税20%+復興特別所得税0.42%))
  • 予想税引後受取収益:2,159円
  • 予想元利合計金額:52,159円

満期一括返済なので、投資の結果は2017年8月の更新をお待ちください。

2017年8月追記:運用結果

満期一括返済がなされましたので、ここでは軽くご報告いたします。後日詳細に記事を書きます。

運用レポートによると、ご覧の通りでした。

  • 税引前収益:2,585円(予想税引前収益との差:-127円)
  • 源泉所得税:527円(予想源泉所得税との差:-26円)
  • 税引後受取収益:2,058円(予想収益との差:-101円)
  • 元利合計金額:52,058円

税引前収益で計算すると、2,585/50,000×12/7=0.0886・・・となるので、実際の利回りは8.9%という結果でした!

やや少なめの結果になりましたが、概ね期待通りでした。

ただ他の案件の運用状況も覗いてみましたが、あまりよろしくない結果になったものもありました。今回の僕のこの結果だけが全てではありませんので、ご注意ください。

まとめ:小額でも投資ができる時代へ!

より高い金利収入を求めて、ソーシャルレンディングを利用される方が増えているようですが、もちろん投資なので相応のリスクはあります。

特にクラウドクレジットは海外新興国特化型投資なので、地政学リスク、為替リスク、信用リスクが高いのです。スキームもやや複雑です。

それでも投資される際は、次のような方のみ行いましょう。

  • 海外への投資資産も入れて、ポートフォリオをバランスよくしたい方
  • 新興国投資に興味があるけど、各国の事情がよく分からない方
  • 既に新興国の知識があり、それを投資に活かしたい方

何度も書きますが、投資である以上、損失は自己責任であることをご承知おきください。

口座開設申込みページ:【クラウドクレジット】

~注目:M&Aマッチングサービス~

現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。

[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ

スポンサーリンク

※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2016年12月24日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

当ブログのスポンサー