ストップ安付近で買い込むための判断材料と買い方の備忘録
みなさんどうもストップ安。久々にS安銘柄でいい買い方ができた@xi10jun1です。
イメージ・マジックという会社の株をストップ安付近で買い込みまして、今現在はなかなかの含み益になっています。
戦略というか技術的に難しいS安銘柄の買い込みについて備忘録として残しておきます。
ストップ安付近でウロウロしている銘柄は怪しい
2022年3月18日のイメージ・マジックの株価チャートですが、寄り付き後に1,832円のストップ安になりました。
3Qの決算発表にて、通期計画である単独営業利益4億5千万円に対する進捗率が78.9%だったことが不安視されたことが原因の様子。
で、この株を僕が1,838円で買い込みました。
寄り付き後にS安になったあと、1832円~1840円付近をウロウロしていたので『これは怪しい』と思い即購入。その後は一時2,000円台にまで高騰して1,992円で引けた形です。
ストップ安の仕方で見分ける
僕が怪しいと思った理由は次の通り。
- 業績悪化というより進捗の遅れでS安は行き過ぎでは?
- マザーズは強い雰囲気なのでIPO銘柄に資金が集まりやすいのでは?
- 業績やROEなどファンダは問題ない
- 時価総額が低い(40億円程度)
一般的に株価がストップ安になる理由としては、
- 第三者割当増資やワラントなどの株式の希薄化
- 不祥事や事故(相場格言では『事故は買い 事件は売り』とも言われるが最近は状況による)
- 業績悪化(黒字が一転して赤字になるなど)
あたりが主要な要因です。
今回のイメージ・マジックの場合、業績悪化に近い理由でストップ安になっていました。しかしよくよく内容を見ると、元々3Qは11月~1月で、業界の繁忙期である春や夏ごろに比べればそれほど売り上げが出ないものかなと。
4Qが2月~4月という春先の需要になりますので、ここで大きく売り上げが出て通期予想に達するのであれば問題はなさそうです。ただこうした季節要因についての詳細な説明が決算資料等からも情報が少ない気がするので、そこだけ気がかりですね。
それに現状はウクライナ情勢でインフレと資源高によるコスト増が懸念されますので、4Qも含めて決算に不安感は残ります。
しかし目先の株価を考えたとき、ウクライナ情勢は停戦に向けた動きが続いていますし、ロシア国債のデフォルトも一旦は回避されたので市場全体に期待の買いが入り込んでいました。
S安は行き過ぎで市場全体が買いムードだった、これがイメージ・マジックを買った理由になります。
まとめ:ストップ安付近で買うなら環境を見る
業績に裏打ちされつつ、市場全体の雰囲気を見ることで、ストップ安付近で買い込んでも利益が出せる可能性があります。
これがマザーズが売られている状況だったなら、ストップ安張り付きだったでしょう。
やはり個別株のファンダよりも、環境に左右される側面は無視できません。どうしてもストップ安付近で買って儲けようと思うのなら、まず下げた要因を知り、業績を見て、相場の雰囲気も把握することです。
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